卵の価格を考える (2008年4月)
穀物から抽出されるバイオエタノールを燃料に利用されるようになって、穀物価格が世界的に上昇しています。このためニワトリのえさも天井知らずの上がり方を続けています。さすがに卵も価格が徐々に上がってきたようです。
物価の優等生と言われるタマゴの価格について考えてみたいと思います。
物価の優等生の悲哀
昭和40年以降の生産技術の飛躍的な向上があって鶏卵価格の安定に貢献してきました。
更に言えば規制があまりなく、比較的自由に競争原理が導入されたことも上げられます。
食生活も向上し、安価で良質な栄養源として卵は重宝されました。
このような理由で、スーパーの目玉商品として卵は売られるようになってきました。週に1回の特売では実は納品価格より安く卵は販売されています。これはスーパーが損をして売っているのです。
しかし、「価格=ものの価値」という見方からすれば、安く売られてしまうことは、価値をおとしめることにつながっていたとも考えられます。
栄養とはなにか
今スーパー・食料品店、そしてインターネットでも様々な卵が売られています。
それらのタマゴにはビタミンEが○倍、DHA入りなど様々な点を売りにしてあります。
普通卵でも卵はバランスよく栄養素を含まれています。まさに栄養の缶詰のようなものです。
栄養面で考えた場合、特定医療用を除いて特別な卵は必要ないとも言えます。
価格以上の価値とは
それではなぜ特殊卵が売られ、当社でも和食のたまご販売しているのか。
それは、おいしさをキーワードに、自分が食べたい卵かけご飯専用のタマゴをつくりたかったためです。15種類以上の副原料を入れることは、大企業であれば手間がかかる上に採算が合わないため行いません。また八女茶を手に入れることも、地元に住んでいるからできることです。
きっと価格以上の価値を見いだして頂けると思います。